2023年は生成AI元年
今回から数回に分けて、生成AI(AIが文章や画像を作り出す技術)についてお話します。
私は元エンジニアで、現在は中小企業診断士協会の複数のIT系研究会に所属しています。
そんな私が得ている情報を分かりやすく共有できたらと思います。
まずは2023年の生成AIに関する出来事をまとめます。
1 多くの新しい生成AIが開発される
様々な生成AIモデルの開発により、用途によってAIを使い分けることができるようになりました。
例えば、日本語が得意、検索が得意、PDF資料の要約が得意などAIによって向き不向きがあります。
AIの使い分けによって、より賢く、人間に近いリアルなものを作れるようになりました。
2 生成AIの普及
一般人だけでなく、企業でも生成AIが導入されはじめています。
今後もAIの精度は高くなり、利用者も増加するでしょう。
3 生成AIの悪用
あたかも著名人が実際にその言動をしたかのように見みせる技術(ディープフェイク)
により、動画や写真の捏造により講演を作ってしまうことができます。
また、プライバシーやセキュリティーの課題、それに対する整備はこれから進める必要があると思います。
2023年総括
2023年はまさに生成AI元年と言える年で、多くの新しい生成AIモデルが開発されました。
技術の向上により多数の企業や業界、個人に普及したことにより、新たな課題がでた年でもありました。
2024年も引き続きこの流れは続くと思いますが、グーグルやマイクロソフトなど多くの企業が生成AIで激しい競争を繰り広げています。
次の記事で、「2024年は生成AIの戦国時代に突入」というお話をします。
投稿者プロフィール
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株式会社生活経営サポート DXIT経営支援事業部 事業部長
年齢: 1997年生まれ
所属団体: 大阪府中小企業診断士協会
経歴
エンジニアを経て、現在は税理士事務所でIT・経営・会計を担当。
IT業界では大規模システム運用やウイルス対応などの経験があります。
保有資格
中小企業診断士|応用情報技術者|簿記2級|統計検定2級|LPIC-303|Oracle Silver|CCNA|Python認定基礎試験
専門分野
経営支援、ITと会計のビジネス支援
目標
「自由と楽しさを実現する新しいITコンサルティング」を理念に掲げ、未経験の方でも分かりやすくITや金融・経営の情報を発信しています。
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