【2024年版】IT導入補助金で業務効率化!申請方法から最新情報まで徹底解説

こんにちは

大阪府高槻市の中小企業診断士、今一です。

中小企業や小規模事業者にとって、ITツールの導入は業務効率化や売上アップの鍵となります。

しかし、導入費用がネックになることも多いですよね。

そこで活用したいのが、IT導入補助金2024です!

この記事では、IT導入補助金の概要から申請方法、よくある質問まで、わかりやすく解説します。

補助金を活用して、お得にITを導入しましょう!

IT導入補助金2024とは?

IT導入補助金とは、中小企業や小規模事業者がITツールを導入する際の費用の一部を補助する制度です。

2024年度も継続され、2月中旬から申請受付が開始されています。

5つの申請区分

IT導入補助金2024には、以下の5つの申請区分があります。

  1. 通常枠: 1つ以上の業務プロセスに関するソフトウェアを導入する場合(最大150万円補助)または4つ以上のソフトウェアを導入する場合(最大450万円補助)
  2. インボイス枠(インボイス対応類型): インボイス制度に対応した会計・受発注・決済ソフトなどを導入する場合(最大50万円補助)
  3. インボイス枠(電子取引類型): インボイス制度に対応した受発注機能を備えたクラウド型ソフトウェアを導入する場合(最大350万円補助)
  4. セキュリティ対策推進枠: サイバーセキュリティ対策ツールを導入する場合(最大100万円補助)
  5. 複数社連携IT導入枠: 複数の中小企業・小規模事業者が連携してITツールを導入する場合(最大3000万円補助)

申請の流れ

  1. 補助金事業の内容と目的を理解し、申請枠を決める
  2. 必要なアカウント取得や事前準備を行う
  3. ITツール検索からIT導入支援事業者とITツールを選定する
  4. 支援事業者から申請書類を受け取り、必要事項を記入し、添付書類を準備する
  5. 申請書類と添付書類を電子申請システムにアップロードし、申請完了メールが届くのを確認する
  6. 交付決定後に、ITツールの発注・契約・導入・運用
  7. 事業実績報告を提出
  8. 補助金交付手続きと、導入後の効果検証を行い事業実施効果報告を提出

よくある質問

Q. パソコン購入も対象になる?

A. はい、インボイス枠(インボイス対応類型)であれば、パソコンやタブレットなどのハードウェアも補助対象になります。

ただし、ソフトウェアとセットでの申請が必要です。

Q. ホームページ制作は対象?

A. いいえ、情報配信を目的としたホームページ制作は対象外です。

ただし、売上や成果に直接繋がるシステムであれば、ITツールとして認められる場合があります。

Q. ECサイト構築も対象?

A. いいえ、2024年度はECサイト構築は対象外となっています。

まとめ

IT導入補助金2024は、中小企業や小規模事業者にとって、ITツール導入のハードルを下げ、業務効率化や売上アップを後押ししてくれる制度です。

申請にはいくつかの注意点がありますが、この記事で紹介した内容を参考に、ぜひ積極的に活用してみてください。

IT導入補助金を活用して、お得にITを導入しましょう!

詳細な情報は、IT導入補助金2024の公式サイトをチェックしてくださいね。

資料ダウンロード | IT導入補助金2024it-shien.smrj.go.jp

投稿者プロフィール

今一茂実
今一茂実中小企業診断士・応用情報技術者・8個資格保有
株式会社生活経営サポート  DXIT経営支援事業部 事業部長

年齢: 1997年生まれ
所属団体: 大阪府中小企業診断士協会

経歴
エンジニアを経て、現在は税理士事務所でIT・経営・会計を担当。
IT業界では大規模システム運用やウイルス対応などの経験があります。

保有資格
中小企業診断士|応用情報技術者|簿記2級|統計検定2級|LPIC-303|Oracle Silver|CCNA|Python認定基礎試験

専門分野
経営支援、ITと会計のビジネス支援

目標
「自由と楽しさを実現する新しいITコンサルティング」を理念に掲げ、未経験の方でも分かりやすくITや金融・経営の情報を発信しています。