ミクロ経済学入門:消費者のキモチを読み解く!
経済学って聞くと、なんだか難しそう…って思いますよね?
でも実は、私たちの普段の生活に密接に関わっているんです。
今回は、ミクロ経済学の超基本、消費者行動の理論を分かりやすく解説します!
目次
1. 効用ってなに?
「効用」って言葉、ちょっと聞き慣れないかもしれませんが、簡単に言うと「満足度」のことです。
例えば、大好きなスイーツを食べたときの「幸せ〜!」って気持ちが効用です。
2. 限界効用逓減の法則って?
同じスイーツを2個、3個と食べ続けると、だんだん最初の感動が薄れていきますよね?
1個目の満足度が5だとしたら、2個目の満足度は4になる。
これが「限界効用逓減の法則」です。
つまり、同じものをたくさん消費すると、得られる満足度はだんだん減っていきます。
3. 無差別曲線ってなに?
例えば、あなたはリンゴとミカン、どっちも同じくらい好きだとします。
リンゴ4個とミカン3個の組み合わせでも、リンゴ3個とミカン4個の組み合わせでも、満足度は同じですよね?
このように、同じ満足度が得られる組み合わせを線でつないだものを「無差別曲線」と呼びます。
4. 予算制約線ってなに?
無差別曲線は、私たちの欲望を表現したもの。
でも、現実はそう甘くありません。
使えるお金には限りがありますよね?
この限られたお金で買える組み合わせを表したものが「予算制約線」です。
リンゴ7個とミカン0個から、リンゴ0個とミカン7個の組み合わせで点を取り、線で結ぶと思ってください。
5. 効用を最大化するには?
私たちは、限られたお金の中で、最大限の満足度を得たいと思っています。経済学では、これを「効用最大化」と呼びます。
効用を最大化するには、無差別曲線と予算制約線がちょうど接する点を見つければいいのです!
この点が、私たちにとって一番お得な組み合わせなんです。
リンゴ4つとミカン3つの方が、リンゴ0つとミカン7つの組み合わせより満足度が高くなるのではないでしょうか?
つまり、組み合わせ良く購入るすことで、お金の消費に対して満足度を高めることができます。
まとめ
今回は、ミクロ経済学の超基本、消費者行動の理論について解説しました。
- 効用:消費から得られる満足度
- 限界効用逓減の法則:同じものをたくさん消費すると、満足度は減っていく
- 無差別曲線:同じ満足度が得られる組み合わせ
- 予算制約線:限られたお金で買える組み合わせ
- 効用最大化:限られたお金の中で、最大限の満足度を得ること
経済学の言葉を少し覚えるだけで、普段の買い物がもっと楽しく、お得になるかもしれません。
ぜひ、身の回りで経済学を見つけてみてくださいね!
投稿者プロフィール
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株式会社生活経営サポート DXIT経営支援事業部 事業部長
年齢: 1997年生まれ
所属団体: 大阪府中小企業診断士協会
経歴
エンジニアを経て、現在は税理士事務所でIT・経営・会計を担当。
IT業界では大規模システム運用やウイルス対応などの経験があります。
保有資格
中小企業診断士|応用情報技術者|簿記2級|統計検定2級|LPIC-303|Oracle Silver|CCNA|Python認定基礎試験
専門分野
経営支援、ITと会計のビジネス支援
目標
「自由と楽しさを実現する新しいITコンサルティング」を理念に掲げ、未経験の方でも分かりやすくITや金融・経営の情報を発信しています。
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